出雲大社のお守り完全ガイド 種類と選び方から授与所の情報まで

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縁結びの神様として知られる出雲大社。毎年、全国から数百万人もの参拝者が訪れるこの神聖な場所で、多くの方が手にするのがお守りです。個人的に何度か出雲大社を参拝してきた経験から感じるのは、お守り選びで迷われている方が本当に多いということ。種類が豊富なだけに「どれを選べばいいのか分からない」「自分の願いに合ったお守りはどれなのか」という声をよく耳にします。

この記事では、出雲大社で授与されるお守りの種類や特徴、購入できる場所、そしてお守りを大切にするための作法まで、参拝前に知っておきたい情報をまとめています。

この記事で学べること

  • 出雲大社の代表的なお守りは「縁結守」と「蘇守」の2つが特に人気
  • お守りの授与所は八足門前と神楽殿の2か所に設けられている
  • 縁結守は赤・紫・緑の3色があり、それぞれ異なる意味を持つ
  • 神在月(旧暦10月)には期間限定の特別なお守りが登場する
  • お守りは一般的に1年を目安にお返しし、新しいものに替えるのが望ましい

出雲大社のお守りが特別とされる理由

出雲大社のお守りが他の神社と一線を画す理由は、御祭神である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の存在にあります。

大国主大神は、日本最古の歴史書である『古事記』にも記される由緒ある神様です。国造りの神として農業・医療・漁業の知恵を人々に伝え、さらに「因幡の白兎」の神話では傷ついたうさぎを救った慈悲深い神様としても知られています。

特に重要なのは、「国譲り」の神話です。大国主大神が天照大御神に国を譲った際、目に見えない世界——つまり人と人との縁や運命といった「幽事(かくりごと)」を司ることになったとされています。この神話的背景こそが、出雲大社 観光で多くの方が縁結びのご利益を求めて訪れる理由なのです。

約60年ごとに行われる「大遷宮」という大規模な修繕も、出雲大社の神聖さを守り続ける重要な営みです。直近では平成の大遷宮が行われ、この遷宮に由来する特別なお守りも誕生しました。

出雲大社は「縁結びの神」として広く知られていますが、ここでいう「縁」は恋愛だけに限りません。仕事の縁、友人との縁、そして人生を変える出会いすべてを含む、幅広いご利益とされています。

出雲大社の御祭神・大国主大神の御神徳より

出雲大社の代表的なお守りの種類と特徴

出雲大社のお守りが特別とされる理由 - 出雲大社 お守り
出雲大社のお守りが特別とされる理由 – 出雲大社 お守り

出雲大社では多彩なお守りが授与されています。ここでは、特に人気の高いお守りを目的別にご紹介します。

縁結守(えんむすびまもり)

出雲大社を代表するお守りであり、参拝者の多くが手にする最も人気の高いお守りです。縁結びの神・大国主大神のご利益が込められており、恋愛成就だけでなく、仕事上の良縁や人間関係全般の円満を願うものとされています。

赤・紫・緑の3色が用意されており、色によって込められた意味合いが異なります。赤は情熱的な恋愛の縁、紫は品格ある深い縁、緑は健やかで穏やかな縁をそれぞれ象徴するとされています。自分の願いや気持ちに合った色を選ぶのがおすすめです。

個人的には、初めて出雲大社を訪れる方にはまずこの縁結守を手にしていただきたいと感じています。出雲大社の精神性が最も凝縮されたお守りだからです。

蘇守(よみがえりまもり)

平成の大遷宮を記念して生まれた、出雲大社ならではの特別なお守りです。本殿の修繕時に取り替えられた檜皮(ひわだ)が納められており、「蘇り」——つまり再生や復活の力が込められています。

「諸行無常」の教えとも通じるこのお守りは、人生の転機を迎えている方や、新たなスタートを切りたい方に特に響くものがあるのではないでしょうか。大遷宮の檜皮が使われているため、数量には限りがある可能性があります。

縁結びの糸(えんむすびのいと)

お守りとは少し異なる形態ですが、出雲大社で授与される人気の授与品のひとつです。紅白の絹糸で作られており、衣服に縫い込んだり、身近なものに結びつけたりして使います。大切な方への贈り物としても喜ばれるアイテムです。

その他のお守りと授与品

上記の代表的なお守り以外にも、出雲大社では以下のような授与品が用意されています。

出雲大社の主なお守り・授与品一覧

縁結守
人気No.1

蘇守
限定品

縁結びの糸
贈り物に人気

カード型守
財布に収まる

期間限定守
時期による

カード型のお守りは財布やパスケースに入れて持ち歩けるため、日常的に身につけたい方に選ばれています。

💡 実体験から学んだこと
初めて出雲大社を訪れた際、お守りの種類の多さに圧倒されました。授与所の方に「どんなご縁を大切にしたいですか?」と聞かれ、自分の願いを言葉にすることで自然とお守りが決まった経験があります。迷ったら、授与所の方に相談するのが一番の近道です。

お守りの授与所と購入方法

出雲大社の代表的なお守りの種類と特徴 - 出雲大社 お守り
出雲大社の代表的なお守りの種類と特徴 – 出雲大社 お守り

出雲大社でお守りを授与していただける場所は、主に2か所あります。

八足門前(やつあしもんまえ)の授与所

本殿に最も近い授与所で、出雲大社の中心的なお守り頒布場所です。参拝の流れの中で自然に立ち寄れる位置にあるため、多くの参拝者がこちらでお守りを求めます。

正月期間や神在月(旧暦10月)には、こちらの授与所は大変混雑します。特に三が日は長時間の待ち時間が発生することもあるため、余裕を持ったスケジュールで訪れることをおすすめします。

神楽殿(かぐらでん)の授与所

巨大なしめ縄で有名な神楽殿にも授与所が設けられています。八足門前の授与所が混雑している場合は、こちらを訪れるのもひとつの方法です。

⚠️
授与所の利用に関する注意事項
お守りの授与所には営業時間があり、早朝や夕方遅い時間には閉まっている場合があります。参拝時間とお守りの授与時間は異なることがあるため、お守りの購入を目的とする場合は、日中の時間帯(おおむね8時30分〜16時30分頃)に訪れるのが確実です。最新の営業時間は出雲大社の公式サイトでご確認ください。

オンラインや郵送での入手について

出雲大社 行けない人にとって気になるのが、遠方からの入手方法です。出雲大社では、郵送でのお守り授与については公式に案内されている場合がありますので、直接お問い合わせされることをおすすめします。

ただし、インターネット上で販売されている「出雲大社のお守り」と称する商品の中には、正規の授与品ではないものも存在する可能性があります。お守りは必ず出雲大社の公式ルートから入手するのが安心です。

神在月と正月の限定お守り

お守りの授与所と購入方法 - 出雲大社 お守り
お守りの授与所と購入方法 – 出雲大社 お守り

出雲大社のお守りの中には、特定の時期にしか手に入らない限定品があります。

神在月(かみありづき)の特別なお守り

全国の神社では旧暦10月を「神無月」と呼びますが、出雲では「神在月」と呼びます。全国の八百万の神々が出雲に集まり、人々の縁について話し合う「神議り(かむはかり)」が行われるとされているからです。

この稲佐の浜から神々をお迎えする神在月の期間中には、特別な限定お守りが授与されることがあります。縁結びのご利益がとりわけ強いとされる時期であり、この期間を狙って参拝される方も少なくありません。

正月期間の限定お守り

年末年始にも正月限定のお守りが登場します。新年の清々しい気持ちとともに新しいお守りを授かるのは、日本の美しい伝統のひとつです。

ただし、正月期間は参拝者が非常に多く、授与所にたどり着くまでに相当な時間がかかることがあります。可能であれば三が日を避け、1月中旬以降に訪れると比較的落ち着いて選ぶことができます。

旧暦10月
神在月の限定守

1月1〜3日
正月限定守

通年
縁結守・蘇守ほか

お守りの持ち方と大切にする作法

せっかく出雲大社でお守りを授かったなら、その力を最大限に感じられる持ち方を知っておきたいものです。

お守りの正しい持ち方

お守りはできるだけ身近に、肌身離さず持ち歩くのが基本とされています。カバンの内ポケットや財布の中など、常に自分のそばにある場所が理想的です。

ただし、お守りは神聖なものですので、以下の点に気をつけましょう。

お守りを大切にするためのチェックリスト

お守りの返納時期と方法

お守りは一般的に1年を目安にお返しするのが望ましいとされています。これは「お守りの効果が切れる」ということではなく、1年間守っていただいたことへの感謝を込めてお返しし、新たなご縁をいただくという考え方です。

返納は出雲大社に直接お返しするのが理想ですが、遠方の場合はお近くの神社の「古札納め所」にお返しすることもできます。

お守りを人に贈る場合のマナー

出雲大社のお守りは、大切な方への贈り物としても喜ばれます。特に縁結守は、恋愛成就を願う友人や家族へのプレゼントとして人気があります。

贈る際のポイントとして、お守りは「買う」ではなく「授かる」「いただく」という表現を使うのが丁寧です。「出雲大社でお守りを授かってきたよ」と伝えると、より心のこもった贈り物になるのではないでしょうか。

💡 実体験から学んだこと
友人に縁結守を贈ったことがあるのですが、その際に授与所の方から「お守りは、贈る方の気持ちも一緒に届きますよ」と言われたことが印象に残っています。お守りを選ぶ時間そのものが、相手を思う大切な時間になるのだと感じました。

出雲大社参拝とお守り購入の実践的プランニング

お守りを授かることを目的に出雲大社を訪れるなら、事前の計画が大切です。これまでの参拝経験を踏まえて、実践的なアドバイスをお伝えします。

おすすめの参拝時間帯

お守りをゆっくり選びたいなら、午前中の早い時間帯がおすすめです。特に週末や祝日は午後になると混雑が増すため、朝一番の参拝が理想的です。

サンライズ出雲 予約で東京方面から訪れる場合、早朝に出雲市駅に到着するため、午前中の参拝に最適なスケジュールが組めます。

参拝の流れの中でお守りを授かるタイミング

1

まず参拝を済ませる

拝殿・本殿での参拝を先に行い、神様にご挨拶します。出雲大社の参拝作法は「二拝四拍手一拝」です。

2

八足門前の授与所へ

本殿参拝後、八足門前の授与所でお守りを選びます。種類が豊富なので、事前に目星をつけておくとスムーズです。

3

神楽殿も忘れずに

神楽殿の授与所にも足を運び、御朱印やお守りの品揃えを確認しましょう。巨大しめ縄の参拝も合わせて。

お守りと一緒に授かりたい御朱印

出雲大社では御朱印も授与されており、お守りと合わせて参拝の記念にされる方も多いです。御朱印帳を持参するか、出雲大社オリジナルの御朱印帳を購入することもできます。

参拝後は、門前町の出雲そばを味わうのも出雲観光の醍醐味です。参拝とお守り授与、そしてグルメを組み合わせた充実した1日を過ごせます。

出雲大社のお守りに関するよくある質問

出雲大社のお守りの値段はいくらですか?

お守りの初穂料(値段)は種類によって異なりますが、一般的なお守りは500円〜1,500円程度の範囲が目安です。ただし、初穂料は変更される場合がありますので、最新の情報は出雲大社の公式サイトまたは授与所で直接ご確認ください。お守りの「値段」ではなく「初穂料」という表現を使うのが正式な言い方です。

出雲大社のお守りは通販やオンラインで買えますか?

出雲大社では郵送での授与について公式に対応している場合があります。遠方で参拝が難しい方は、出雲大社社務所に直接お問い合わせされることをおすすめします。なお、フリマサイトやネットオークションで出回っているものは正規品である保証がないため、注意が必要です。

お守りを複数持っても大丈夫ですか?

「お守りを複数持つと神様同士がケンカする」という話を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、一般的にはそのような心配は不要とされています。それぞれのお守りに感謝の気持ちを持ち、大切に扱うことが何より大切です。出雲大社のお守りと他の神社のお守りを一緒に持つことも問題ありません。

お守りの効果はどれくらい続きますか?

お守りに明確な「有効期限」はありませんが、一般的には1年を目安にお返しし、新しいお守りに替えるのが良いとされています。これは感謝の気持ちを表す日本の伝統的な考え方であり、必ずしも1年で効果がなくなるというわけではありません。大切なのは、お守りに対する感謝の心を持ち続けることです。

出雲大社のお守りで最も人気があるのはどれですか?

やはり縁結守が最も人気のあるお守りです。出雲大社の御祭神である大国主大神の「縁結び」のご利益を最も直接的に受けられるお守りとして、参拝者の多くが手にされています。色選びで迷った場合は、直感で「これだ」と感じた色を選ぶのがよいでしょう。お守りとの出会いもまた、ひとつの「ご縁」です。

出雲大社のお守りは、単なる記念品ではありません。古事記の時代から続く深い信仰と、大国主大神の慈悲深いお力が込められた、特別な授与品です。この記事が、みなさまの出雲大社参拝をより実りあるものにする一助となれば幸いです。神話博しまねでは、出雲の神話や文化に関するさまざまな情報をお届けしていますので、参拝の計画にぜひお役立てください。